美肌とコラーゲンに関する最近の説

 2017年 12月 20日
LED Mask Blog

美肌とコラーゲンに関する最近の説

コラーゲンを食べると美肌効果があると言われていました。
アンチエイジングや美肌のために、コラーゲン鍋、フカヒレ、鳥手羽、煮物の煮こごりなどを積極的に食べましょうという認識が多くの人にあるかと思います。
しかし、最近、コラーゲンに美肌効果がない!という説が多くあります。
それはいったいどういうことなのでしょうか?


~「コラーゲン=美肌」と人々に思われるのはなぜ?~

コラーゲンとはタンパク質の一種で、
皮膚や関節、骨、内臓など人間のあらゆる部位を構成する物質です。
コラーゲンは皮膚を構成している
↓(つまり)
コラーゲンを摂取して補給すれば張りのある若々しい皮膚を保つことができる。つまり美肌効果がある!
こういう理由からコラーゲンを摂取すると肌が綺麗になるとされ、
コラーゲンの効果を謳った美容食品が色々販売されているのです。
しかし、実際にはコラーゲンを摂取すると美肌効果が得られるという医学的根拠がないということが最近話題にのぼることが多いのです。


~コラーゲンって何?~

コラーゲン(collagen)は、主に脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつです。多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分です。体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質のほぼ30%を占める程多い。また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に様々に利用されている。ゼラチンはコラーゲンを変性させたものであり、食品、化粧品、医薬品など様々に用いられています。


~コラーゲンを摂取しても美肌効果を得ることができないという理由~


理由①

「コラーゲンを摂取してもコラーゲン補給になるわけではない」

コラーゲンはタンパク質です。
タンパク質を摂取してから体内に吸収するには、消化(分解)しないといけません。
その過程で、タンパク質は種類によらず分子量の小さなアミノ酸に分解されます。
その後アミノ酸はタンパク質に合成されますが、これは元のタンパク質が合成されるとは限りません。つまり、コラーゲンを摂取してもコラーゲンが補給できるわけではなく、
単にタンパク質を摂取した以上の意味は無いのです。


理由②

「コラーゲンを補給できても肌に影響を及ぼすとは限らない」

コラーゲンは肌だけではなく、あらゆる人体の部位、骨、軟骨、皮膚、角膜などを構成します。
ですので、仮にコラーゲンが補給できたとしても、それが皮膚に効果を及ぼすとも限らないのです。


~しかし、「コラーゲンペプチド」に注目!!~

「コラーゲンの一部は分解されずコラーゲンペプチドになって体内に吸収されるので、肌への効果がないとは言い切れない」という発表があります!!

コラーゲンペプチドとは、肉、魚などの骨や皮に含まれるコラーゲンに熱を加え、ゼラチン状に変化させ。さらに酵素分解によって小さくしたものです。
分子量が小さいため、水に溶けやすく、体への吸収性も高いことが特徴です。
コラーゲンが吸収される時、そのほとんどはアミノ酸になってしまうのですが、コラーゲンペプチドの一部はペプチドのまま吸収され、血流にのって体をめぐり、弾力を保つ「シグナル」を出していると言われています。
現在、これらを考慮した上での商品が販売されるようになってきました。
その代表的なものが『低分子コラーゲン』の食品です。
最近のコラーゲン食品の謳い文句として、
「従来のコラーゲンは実は効果がなかったけど、低分子コラーゲンなら体内に吸収されやすいため美肌効果が期待できる」といったものです。


~コラーゲンの過剰摂取に注意~

コラーゲンは摂取すればするほど良いというものではありません。コラーゲンは胃の中でアミノ酸に分解されますが、排出しきれない余分なアミノ酸は脂肪になり、セルライトの原因にもなります。
また、コラーゲン鍋などの食事は脂肪分が高いものが多いため、ニキビや肥満の原因にも。コラーゲンの1日の摂取目安量は5~10gと覚えておくと良いでしょう。


最後に、AduroLEDマスクは、1度の購入で、自宅でお手軽に使用できるLED美顔器です。
コラーゲンペプチドを摂取する努力をされる方、並行してセルフケアの1つとしてAduroLEDマスクを顔に照射することを、取り入れてみるのをお勧めします。