ニキビじゃなくてカビだった
ニキビじゃなくてカビだった?!
顔カビって聞いたことがありますか?
肌にカビが生えると聞くとビックリしますよね。
でも、その症状はニキビ似ていて分かりにくく、間違いやすいのです。
顔カビの症状と対策法について見ていきましょう。
~顔カビって何?~
顔カビの正体は、マラセチア菌という常在菌です。
もともと人間の皮膚に存在する菌で、肌のバランスが整っていれば、肌にプラスの働きをしてくれます。
しかし何らかの原因で肌のバランスが崩れると、マラセチア菌が毛穴で増殖します。
肌が増殖したマラセチア菌を異物とみなすと、皮膚に炎症を起こしてしまいます。
顔カビは、カビの一種なので高温多湿を好みます。
汗かきの人に発症しやすく、汗をかきやすい夏場や湿度の高い梅雨時に悪化しやすくなります。
また、風邪などで抗生剤を服用しているときに、顔カビが増殖することもあります。
抗生剤は細菌に効く薬ですがカビには効きません。
抗生剤の影響で皮膚の細菌だけが減少すると、肌のバランスが崩れてカビが増えることがあります。
ほかにも、免疫力が低下しているときに発症しやすいのも特徴です。
~顔カビとニキビの見分け方~
ニキビには、成長ホルモンが影響している思春期ニキビとホルモンバランスの乱れやストレスなどから起こる大人ニキビがあります。
ニキビの原因はアクネ菌で、アクネ菌や皮脂が詰まった芯があるのが特徴です。
ニキビの場合、部分的に単体ででき数個できることが多いです。
膿をもったものや赤身のあるものなど様々な種類のニキビがあり、むやみに触ってしまったり、つぶしてしまうとニキビ跡が残ってしまうことがあります。
ニキビは、ニキビ用の薬を使うことで芯を小さくしたり除いたりして治すことができます。
規則正しい生活やストレスの改善、スキンケアの見直しなどで治るケースが多いです。
しかし、マラセチア菌の吹き出物の場合は、ニキビのような芯がなく、広範囲に小さなブツブツができます。
そのままにしていても治ることがありません。
かゆみを伴い、吹き出物部分がかさぶたになったり、掻くとフケのようなものが出ます。ニキビと同じように悪化すると膿を持つこともあり、アトピー性皮膚炎のような肌のかさつきがあるため、見分けがつかないこともあることでしょう。
~顔カビ(マラセチア菌)が引き起こす症状~
マラセチア菌が増殖すると、さまざまな症状が現れます。
代表的な3つの症状をご紹介します。
●脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)
頭、眉毛、鼻の周り、わきなど、脂漏の多い部位に起こりやすい病気です。
脂漏性湿疹になると、肌が赤くカサカサになるといった症状が現れます。
治療には、皮膚科で処方される抗真菌剤が効きます。
●マラセチア毛包炎
耳、背中、肩、腕など、身体にできやすい病気です。
増殖したマラセチア菌が免疫反応で異物とみなされた場合、毛穴に赤いブツブツが出現します。
皮膚科で処方される抗真菌剤で治ります。
●でんぷう(不完全菌・不完全酵母)
黒なまずと呼ばれる薄い褐色班や白斑(白なまず)がまだら状に身体に出現します。
シミと勘違いされることも多いのですが、マラセチア菌が原因の病気です。
マラセチア菌がメラノサイトやケラチノサイトなどの色素細胞に作用して、異常が起こることが原因といわれています。
~マラセチア菌を増やさないために~
①顔を洗いすぎるとバリア機能を低下させてしまいます。1日2回までの洗顔なら大丈夫です
②枕カバーやリネン類、雨でしばらく洗えてないというのはダメです。タオルや枕カバーは清潔にしましょう。
③汗や皮脂でファンデーションのパフは雑菌だらけです!メイクパフはおろしたらずーっとそのまま使い続けるのは不衛生です。特にこの時期は最低1週間に1度はパフを洗いましょう。
④フェイスタオルやバスタオルは2~3日続けて使うのも良くありません。こまめに交換そして洗濯をしましょう。
⑤エアコン、掃除機のフィルターはこまめに掃除をしましょう。
⑥紫外線にも気を付けましょう。
⑦甘い物や脂っこい物はあまり良くありません。意識してお野菜も摂るようにしましょう。
⑧生活が不規則であったり、ついつい夜更かしをしてまうのをやめましょう。睡眠を十分に取って、ストレスを溜めないことも顔カビを防ぐポイントです。
~最後に~
マラセチア菌を増やさず顔カビが生えないように努力したいですね。
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